音楽監督:栗山文昭 (くりやま ふみあき)

栗山文昭 Fumiaki Kuriyama  1942年島根県生れ。島根大学教育学部特設音楽課程卒業後、二期会合唱団、東京混声合唱団で研鑽を重ねる。合唱指揮法を田中信昭に、指揮法を高階正光に師事。中島健蔵音楽賞、下総皖一音楽賞受賞。
 現在12の合唱団を有する「栗友会」(りつゆうかい)の音楽監督として、NHK交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団など多数のオーケストラでコーラスマスターを務める。また「栗友会」各団体での演奏においては現代に立脚しつつ時代を俯瞰したプログラムを心がけている。舞台芸術としての合唱表現の可能性を広げるべく、演劇と合唱との融合を目指した作品を多く世に出している。
 東京藝術大学講師、武蔵野音楽大学教授を経て、現在武蔵野音楽大学特任教授、島根県芸術文化センター「グラントワ」いわみ芸術劇場芸術監督。一般社団法人音楽樹芸術顧問。
 全日本合唱コンクールにおいてはこれまで32の金賞と3回のコンクール大賞を受賞。スペイン・トロサ国際合唱コンクール(1994)、イタリア・アレッツォでのヨーロッパ・グランプリ合唱コンクール(1995)で東洋に初めてのグランプリをもたらした。以上のほかにも世界各国の国際合唱フェスティバルや文化交流事業での招待演奏を行い、日本の合唱の実力を世界に知らしめ、また日本の現代作曲家の作品を紹介する役割を担って活動を続けている。2005年ノルウェーでGrex Vocalisの客演指揮者を、2007年10月にイタリア・ボローニャで開催された第4回マリエレ・ヴェントレ国際合唱指揮者コンクール2007の審査員を務めた。


栗友会 (りつゆうかい)

栗山文昭を音楽監督兼指揮者とする4つの混声合唱団(宇都宮室内合唱団ジンガメル、合唱団響、コーロ・カロス、Youth Choir Aldebaran)と、6つの女声合唱団(女声合唱団青い鳥、松本女声アンサンブルAZ、合唱団るふらん、女声合唱団彩、女声合唱団九月の風、うつのみやレディーシンガーズ晶<AKIRA>)と、2つの男声合唱団(Tokyo male choir KuuKai、宇都宮おとこコーラス粋狂座)で構成。各団は定期演奏会、演奏旅行、レコーディングなどを行いながら<栗友会>としても活動している。


[お問い合わせ先]栗友会事務所 (TEL03-3985-5356)
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